令和7年8月22日~23日石川県で開催された上記大会に参加してきました。
1日目の分科会は石川県内6か所(七尾市・金沢市内3会場・野々市市・白山市・小松市・加賀市)において、現在子どもを取り巻く様々な環境を踏まえ私達PTAにできることについて、事例を交えた話題提供や会場との情報交換が行われました。
私は金沢市で開催された特別第1分科会に参加しました。研究課題は「サスティナブルなPTA活動を構築するために~今改めてPTAの存在意義を問う~」とし、東川勝哉氏による基調講演、続けて単P会長代表、教職員代表、日P会長3名を加えたメンバーでパネルディスカッションが行われました。
東川氏の基調講演ではPTAがどのような時代背景を経て生まれたか、そしてどのような時代の変化と共に活動を継続してきたか、今後持続可能なPTA活動を続けていくために私達がどのようなことを意識していけば良いのかについて話を伺いました。後半のパネルディスカッションではパネリストのそれぞれの立場からPTAの必要性、活動をどのように可視化、見える化し、学校や地域と連携しながら持続可能なものにアップデートしていくか、多くのヒントをいただいたように思います。
2日目の全体会はメイン会場とサテライト会場をオンラインで繋ぎ、石川県副知事・浅野大介氏による演題「能登の創造的復興と学びの環境~学習環境の魅力化があってこその復興~」という記念講演を拝聴しました。浅野氏は経済産業省時代に教育改革プロジェクト「未来の学校」や「GIGAスクール構想における一人一台端末」の立ち上げを行った方で、教育DX(デジタルトランスフォーメーション)の先駆者として活躍され、2024年7月から石川県副知事をされていらっしゃいます。浅野氏は教育DX=学び方の「組み合わせ自在化」と位置づけ、日常生活において、昨今当たり前になりつつある対面・オンライン(スクリーン越し)・オンデマンド・ライブを自在に使い分けながら教科横断型授業のアイデアを通して、子ども達に生活に根差した教育を提供していくことを推奨しています。被災地奥能登で描く「未来の教室」では身近にある素材を活用した問いをもとに学習を深めていく事例が数多く紹介され、その活動の発掘に私達PTA会員の人脈や地域に根差したオリジナルの文化や歴史が必要ということでした。新しいものをゼロから創り上げていくのではなく、私達が日々当たり前に生活している地域に目を向け活動のヒントを発掘していくという視点は、本当に目から鱗でした。
山梨県(甲府市)においても石川県と同じように人口減少や過疎化が課題となっています。その中で子ども達に「自分の生まれ育った甲府が好き、ここで大人になってからも暮らしたい、ここで子どもを産み育てたい」と感じてもらうためには、まず私達が楽しく生き生きと過ごす姿を子ども達に見せることが一番だと思います。
そうした私達がより成熟した大人になるための社会教育の場として、PTAの良さが周知され、より一層活発になるように、今後もPTA会員のみなさまと対話を重ねながら活動していきたいと思いました。
素晴らしい機会を与えて下さり、本当にありがとうございました。
今後、市P連でも常任理事会、理事会、全体研修会等の機会に情報共有を図っていきたいと思います。

