第2回教育研修部部会・学習会
令和6年2月23日(金)午前10時より南公民館にて第2回教育研修部会・学習会を開催しました。
前半の学習会では、山梨県警察本部 生活安全部 少年・女性安全対策課 少年対策官 北原 宏明 様をお迎えして、『近年の山梨県内における少年犯罪の現状を踏まえ、今、 私達にできること』と題し、講演をいただきました。
今回の学習会は、部員以外にも、単位PTAの役員の方々や、市P連へ出向している企画調査委員会、育み委員会、情報活動部の方々にも開催案内をし、祝日開催でしたが、それぞれの委員会・部会の方々にもご参加いただきました。
講演内容は、SNS事案を主観に置いての、SNSに起因したトラブルの事例【①SNS上で交流のある人と実際に合う ②ゲーム・ネット依存 ③薬物事件 ④ネットいじめ ⑤いたずら投稿 ⑥闇バイト(犯罪実行者募集情報)】について、どんな罪になるかの法律にも絡めてお話をしていただきました。
県内での事件についての事例もいくつか紹介され、他人事ではなく自分事で考えて欲しいとのことでした。罪になるからだめではなく、人としてどうなのか、心を育てることの大切さ、情報モラル教育の徹底が必要なのだと改めて学びました。家庭では、家族の会話(一家団欒)が大切とのことで、ルール作りも保護者からのトップダウンではなく、子どもと一緒に考え、守れなかった時のことも決めると良いとのことでした。
また、ペアレンタルコントロールも必要とのことでしたが、保護者側のスマートフォンやインターネットの知識を高めるためにも、市P連や単位PTAでも、保護者向けにスマートフォンやインターネットの知識を高められる研修会を開催しても良いのではと思いました。
当日学習会に参加された方からは、「子どもの犯罪を防ぐために家庭でのルールを見直しコミュニケーションをしっかりとっていきたいと感じました」「我が子も携帯が生活の一部となっている中で大人がい方の手本を見せていく必要があると思いました」「家族団欒を大切にしようと強く思いました。」「様々な角度からの事例・アドバイスであり参考となり今後に活かせる内容だった」「まずは自分自身が正しい情報や知識を知ることが大切だと思いました」など、子どもとの関わりが大事であること、親の私たちが今できることを具体的にうかがうことができ、とても有意義な学習会でした。
後半の部会では、年間活動のまとめと引き継ぎ事項について話し合いました。